1 アフリカンシクリッド「アーリー」のブリーディング

20年前に熱帯魚の飼育をやりましたが、多忙のため充分な管理ができず放棄していました。
高齢になった今、あらためて「アフリカンシクリッド」のブリーディングを始めています。

 "メタリックブルーに魅せられて~"
  通称「アーリー」と呼ばれる最もポピュラーなアフリカンシクリッド、
  正式な名前は「スキアエノクロミス・フライエリィ」と云われています。
  マウスブリーディングが成功するまで、経過を日付を遡って記録して行きます。
  
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2 飼育開始

最初に心配したのは、地震であった。
ここは諏訪湖に流れ込む上川沿いの軟弱地盤に建つ4階で、
あの 2011/03/11 では 周期が長く振幅が大きく揺れた。
恐怖感があったので、水槽は最小限の W45 D30 H30 とした。 (水量は30リットルに抑える)

闘争

 諏訪市の熱帯魚ショップ 「 グッピー 」 のアフリカンシクリッドの混泳する水槽から、
 アーリーの 雄(10㎝位)1尾 と 雌と思われた(8㎝位)1尾 を購入、
 上記の水槽に入れた が、狭い水槽の2尾は険悪だ~

 2週間ほどで、雌と思われた個体にブルー色が現れてきた、雄だったのだ!
 激しい闘争の末、勝ったのは雌と思われた雄だった。(若い雄とゆうことか~)
 負け雄はボロボロになったので、プラスチックの網目状の板で同一水槽内で仕切りを施した。
 お互いに意識はしているが平穏に食餌している。

  → 「 グッピー本店のHP 」

3 地震

留守中に震度4に襲われた!
   8月2日 00時02分 & 00時09分
   駿河湾 M6.1 M6.1
   震度 5弱 5弱
   諏訪の震度 4

   状況
   ・台所の食器棚の上部扉が開き、下部の大引出しが開いた、食器等の被害は無し
   ・台所のテーブル上の小水槽の水が少量飛び出した様子
   ・アーリーの水槽の仕切りフェンスが揺れ波で外れて浮いていた。
    留守中2日半にわたり猛烈な闘争したようで、負けた方がボロボロ
   ・脅えている負け雄を予備水槽に移し養生させる。

4 ♂ 2尾

2尾の雄 8月23日 11㎝位 まだ成長途上
   
♂ 1号♂ 2号 (若い雄) 

睨みあいで興奮している、平穏な時はブルー色は薄くなっています。

5 ペアリング成るか?

新たに雌のお輿入れ
あらためて前記ショップの同水槽に隠れ棲んでいた、小さくて綺麗でない個体を購入し、
若い雄と見合わせた。

アーリー♂&♀

同一水槽の未熟な雌は雄にしかけられて逃げ隠れ、ストレス状態で成長できないため
フェンス(魚を焼く金網)で隔離した、雌は安心して良く食餌している。
こうして、雌の腹部が脹れ産卵しそうな時を、注意深く待つ。

6 初めての産卵

雌の腹部が脹れてきたので、試みに仕切りフェンスを外してみた。
  さんご砂の上で、雄・雌 は巴状に回りながら、
  雄はブルブルと身を振わせて雌に接近している、
  雌は産卵し直ぐに口内に吸込んでいる。

まもなく、雌が逃げまわって隠れているので、別に用意した水槽に移した。
果たしてどうなるか?

7 産卵後 3週間

あれから3週間、
母魚の下顎の袋状ふくらみが平常にもどっている、
受精できず孵化しない と諦めていた。

おゃ!稚魚が3尾いる!

8 稚魚がいなくなった~

初めての稚魚の誕生で嬉しくて動画をとりまくった、
カメラはスマホIS03に赤いカバーをかぶせた物で
母魚は、このカメラを向けられると凄く嫌がる、
この姿が「赤い でか眼の怪魚」に感じられるのか?

スマホカメラ

たった3尾の稚魚は この怪魚にに喰われてしまう~ そう思って母自ら呑み込んでしまったのかな~

9 二度目の産卵

再び、雌雄をフェンス隔離してから3週間を経て、雌の腹部が脹れてきた。
今度は、受精率が良くなろうかと、深皿を用意してフェンスを外してみた。

雌雄は直ぐに皿の中に入り巴状に回っている。
回りながら雌は産卵すると直ぐに卵を口内に取り込み、雄はブルブルと身を振わせている。
雌は雄の後を追い口内で受精しているらしい。

産卵は1時間以上続き、雌は逃て身を隠すようになったので、用意した別の水槽に移した。
これから3週間、雌は稚魚吐出まで頑張れ!


産卵と受精


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1 産卵と受精の様子

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1 産卵と受精の様子

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1 産卵と受精の様子

10 稚魚の吐出

卵を口の中に収容したまま、食餌もぜす ひたすら新鮮な水を呼吸し 3週間が経った。
母魚の下顎の袋がパンパンに脹れている。

稚魚の吐出が始まった、続々と稚魚が吐き出される。
全てを吐出するまで1時間かかり、泳ぎ出た稚魚の総数は60尾を超えている。
これだけの稚魚が母魚の口のなかで孵化し育っていた、アフリカンシクリッドの驚異だ!

稚魚の吐出

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2 稚魚の吐出の様子

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2 稚魚の吐出の様子

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2 稚魚の吐出の様子

11 稚魚の数が減っている?

子育て水槽では母魚と稚魚60尾超が混泳し、
母は次々と20尾位の稚魚を吸込み・吐き出しを繰り返している。

何か変だなー、稚魚の総数が減っている感じだ??
若しかして、母魚が呑み込んでしまっているのでは?

外敵はいないし餌も食べるので、母魚を子離れし元の水槽に移した。

12 何だ!こりゃー

子育て水槽の ろ過まわりの清掃をはじめてビックリ!
ろ過器の中に稚魚の死体が15以上ある。

GEX ストレーナー

繁殖水槽の循環ポンプの吸込口には、
稚魚が吸込まれないようストレーナーを装着する必要がある。
メーカーGEXの付属ストレーナーではメッシュが荒く不適当であったので
別売りの物を使用していた。
「稚魚の吸い込み防止!」と明記されている、にもかかわらず
それでもスポンジのメッシュが荒かったため、稚魚が吸い込まれていた。
当面は、現用スポンジの上から細メッシュの袋をかぶせ、成育を待つ。
この事故による被害総魚数は 15~20尾におよんだ。

13 稚魚の様子

産卵から7週間、口内から泳ぎ出て4週間、体長20~25㎜ 死亡なし。
水量:10リットル 水温:26~27℃ PH:7.2 給餌:2h毎 水更新:適宜一部更新
床砂は使わずクリーンタンクし、残餌や糞はこまめに除去しています。
PHの維持は還流の ろ過材の中にサンゴを入れています。

産卵後7週間

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稚魚の様子

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稚魚の様子

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稚魚の様子

14 三度目の産卵

予備水槽で養生していた雌の腹部が脹れてきた。
試みに雌雄を会わせてみた。

3回目の産卵

二回目の多量産卵から、まだ回復していないか少量の産卵だった。
2日後には口内に卵はなく、諦めて 養生することになった。

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三度目の産卵

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三度目の産卵

15 産卵から10週間経過

産卵から10週間、口内から泳ぎ出て7週間、体長30~35㎜ 死亡なし。
水量:30リットル 水温:26~27℃ PH:7.2 給餌:2h毎 水更新:適宜一部更新
床砂は使わずクリーンタンクし、残餌や糞はこまめに除去しています。
PHの維持は還流の ろ過材の中にサンゴを入れています。

産卵後9週間

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産卵後10週間

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産卵後10週間

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産卵後10週間

16 産卵から100日間経過

産卵から100日間経過、体長35~45㎜ 死亡なし。
水量:30リットル 水温:26~27℃ PH:7.2 給餌:1日2回 水更新:適宜一部更新
床砂は使わずクリーンタンクし、残餌や糞はこまめに除去しています。
PHの維持は還流の ろ過材の中にサンゴを入れています。

稚魚から幼魚になり知恵がついたか、環境の変化に敏感になってきました。
光や外界の気配に反応し 急に密集して潜み、暫らくして また遊泳しています。

100日経過

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産卵から100日間

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産卵から100日間

17 産卵から136日

産卵から136日間経過、体長45~55㎜ 死亡なし。
水量:30リットル 水温:26~27℃ PH:7.2 給餌:1日2回 水更新:適宜一部更新
床砂は使わずクリーンタンクし、残餌や糞はこまめに除去しています。
PHの維持は還流の ろ過材の中にサンゴを入れています。

  成長に個体差があり、僅かにブルーが現れています。
2012/04/30

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産卵から136日間

18 産卵から半年

アフリカンシクリッド「アーリー」のブリーディングを目指して1年経ちます。
小さな水槽でなんとかここまできました。\(^o^)/ が、
これから先、どうするか苦慮しています。  (>_<)

産卵から6カ月

母魚のマウスから初めて泳ぎ出るシーンから、半年をまとめた6分動画です。

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産卵から6ヶ月間

★ youtube 投稿

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1 産卵と受精の様子

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2 稚魚の吐出の様子

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3 成長の経過
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Tsutsui

Author:Tsutsui
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